フェンダー「メテオラ」が優等生すぎた

最近購入したメテオラが他のギターの出番が無くなるんじゃないかってくらいに優秀なのでご紹介したいと思います。

まずはロッキングチューナー。まだ購入後3週間で実際の弦交換はまだなんですがおそらく飛躍的に楽ちんになるはず。

このフェンダーロゴの付いたスクリューで弦を固定してチューニングするわけですが、今までってペグに3周巻き付けるくらいの余裕をもって弦を切って…ってやってたわけですがこの作業が完全にいらなくなるんです。

言ってしまえば弦交換で一番面倒かつ重要な作業をしなくてもよくなるってわけです。「Player Plus」の名に恥じない素晴らしい機能です。正直弦交換がめちゃめんどくさいホワイトファルコンにも付けたいくらいです笑

ちなみにブリッジは3本スプリングでの固定でした。全然このままでも問題なくいい音なんですが僕はジミヘンリスペクトなので今後張力弱めの5本スプリングに変えてみようか検討中です。あくまで体感レベルでしかないですがスプリングが多い方が音が締まる気がするので。

でピックアップはどうやらメテオラのために新設計されたらしい「Fireball Humbucking」ってやつが2基乗っかってます。

これもまたいい仕事してくれます。僕が望んでたまんまか、もしくはそれ以上です。

「程よくパワフル」って言葉がぴったりなんですよ。パワフルって言葉はなんかパワーがあればあるほどいいみたいな印象かもしれませんが楽器だとちょっと変わってきます。特に以前メルカリで買ったレスポールは間違いなくパワーがありすぎでした。僕にとっては。

位置づけとしてはP94に交換したレスポールが一番パワーがあって、その次くらいの感じです。その次にホワイトファルコンのフィルタートロンが続く感じ。まさに僕がイメージしたまんまのパワー感です。

さらにこいつはマスターボリュームにボタンが付いてましてコイルスプリットできてしまうんです笑

ハムバッカーの片方のコイルをキャンセルすることでシングルコイルの音も出ちゃうという万能ぶり。このコイルタップした音は程よくパワーが無い感じ。

「シングルコイルのフロントとリアのハーフトーン」

これが欲しくてこのギターを買ったんですが予想以上の良さがあります。リアのジャキジャキ感とフロントの甘い感じががっちりミックスされて自分の中では完璧な音です。

先日アップしたワールドワイドワンダーはまさにこのハーフトーンで弾いてるのでよろしければ観てみてください。

また個人的にこいつは「当たり個体」だと信じてるんですが笑

1弦と2弦の鳴りが抜群にいいんです。その理由が多分このテンションを上げるこのパーツなのかなと。（名前がわからない笑）

1弦と2弦だけ、開放弦に「キラーン」みたいな金属音が混じるんです。もしかすると人によっては嫌いと感じるかもしれませんが僕はこの音がめちゃくちゃ気に入ってます。

もちろん悪い点も残念ながらあります。

ご覧の通りギターのお尻が斜めになっててまっすぐじゃないんです。そのため、壁に立てかけたりすると倒れます笑

なのでケース保管かスタンドは必須になると思います。

でもっともつらい点がネック脇のポジションマークが見にくいこと笑

ネックの木材となぜ同じ色にしたんだ笑

普通に真っ白とか目立つ色にしてほしかったです。これはネックは手の感触で全てわかるような上級者には不要ですが僕のような素人は目視で確認しないと外れるときがあるのでこれはちょっと残念。

弾きなれてくればポジションもわかってくるでしょうから慣れに期待です。

実はこのメテオラ、塗装割れがあるためアウトレット激安品でした笑

ただ、僕はこういうの全く気にしない派なんでこれだけで値段が安くなるのはむしろありがたかったです。しかもこの場所はちょうどひじが当たる部分なので長く弾いていくうちに擦れてどうせ劣化する部分です。むしろこの部分ならちょっとレリックぽくてむしろアリまであります。

以上、愛用のフェンダー「メテオラ」のご紹介でした！

このギター、さすがに初めてのギターにはすこしたかいかもしれません。でも少し慣れてきて2本目に持つには最高に使えるヤツだと思います。手元に置いておけばあらゆるジャンルを器用にこなしてくれる相棒になってくれるはずです。